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取引時間
ホーチミン証券取引所(HSX) 前場:9時00分~11時30分 - 9時00分~9時15分:板寄方式及び相対取引
- 9時15分~11時30分:ザラ場方式及び相対取引
後場:13時00分~15時00分 - 13時00分~14時30分:ザラ場方式及び相対取引
- 14時30分~14時45分:板寄方式及び相対取引
- 14時45分~15時00分:相対取引
ハノイ証券取引所(HNX) 前場:9時00分~11時30分 - ザラ場方式及び相対取引
後場:13時00分~15時00分 - 13時00分~14時30分:ザラ場方式及び相対取引
- 14時30分~14時45分:板寄方式及び相対取引
- 14時45分~15時00分:相対取引
未上場公開株取引市場(UPCOM) 前場:9時00分~11時30分 - ザラ場方式及び相対取引
後場:13時00分~15時00分 - ザラ場方式及び相対取引
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取引方式
- 板寄方式: その時点で出されている注文に対し、成行注文を最優先し、次に値の高い買い注文と値の安い売り注文を突き合わせて数量的に合致する値段を決めていく方法です。
ザラ場方式: 取引時間中に、値段優先で気配値をもとに条件が同じであれば発注が早いものから売買を成立させていく方法です。
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約定の仕組み
- 値段優先: 高い買い注文と安い売り注文を優先して売買を成立させていきます。
- 時間優先: 同一価格の注文は発注が早いものから売買を成立させていきます。
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取引方法
ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) 指値(Limit Order=LO): • 一旦システムに入力されたが、約定しなかった場合(または一部約定した場合)、その注文は取引が終了するか取り消されるまで、待機状態となります。取引開始から取引終了まで適用されます。
成行(Market Price=MP): ザラ場方式に適用される成行注文で、指値注文より優先されます。システムに入力されると、現在出ている注文の中で最もよい条件で約定します。最もよい条件で全ての注文が約定されなかった場合には、1つ低い(高い)価格で約定します。
寄付成行(At The Open=ATO): 寄り付き(板寄方式)に適用される成行注文で、指値より優先されます。寄り付きで約定しなかった場合、取り消されます。
引け成行(At The Close= ATC): 後引け(板寄方式)に適用される成行注文で、指値より優先されます。後引けで約定しなかった場合、取り消されます。
単元未満株取引については、単元未満株売買契約で行うことになっています。
指値(Limit Order=LO): 一旦システムに入力され、約定しなかった場合(または一部約定した場合)、その注文は取引が終了するか取り消されるまで、待機状態となります。取引開始から取引終了まで適用されます。
成行MOK (Match Or Kill): システムに入力され、全ての注文が約定しなかった場合、全ての注文が取り消されます。
成行MAK (Match And Kill): システムに入力され、全ての注文が約定しなかった場合、まだ約定されていない分が取り消されます。
成行MTL (Market To Limit): システムに入力され、全ての注文が約定しなかった場合、まだ約定していない分は指値に切り替えられ、まだ約定していない分は1つ低い(高い)価格で約定します。
引け成行(At The Close=ATC): 後引け(板寄方式)に適用される成行注文で、指値より優先されます。後引けで約定しなかった場合、取り消されます。
単元未満株取引は、市場取引、または相対取引で行うことになっています。
指値(Limit Order=LO): • 一旦システムに入力され、約定しなかった場合(または一部約定した場合)、その注文は取引が終了するか取り消されるまで、待機状態となります。取引開始から取引終了まで適用されます。
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取引単位
ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) 株式・ファンド証券の額面価格:10,000VND
債券の額面価格:100,000VND
取引単位:10株または10口
- 市場取引:500,000株または500,000口まで取引可。
- 相対取引:20,000株または20,000口から取引可。
株式・ファンド証券の額面価格:10,000VND
債券の額面価格:100,000VND
株式の取引単位:100株または100口。
- 相対取引は5,000株または5,000口から取引可。
- 債券の取引単位:100債券。
相対取引は1,000債券から取引可。
株式の取引単位:100株または100口
債券の取引単位:100債券。
相対取引に株数の制限はありません。
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呼び値
株価(VND) ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) 9,990VND以下
10VND刻み
100VND刻み
100VND刻み
10,000以上~49,950VND以下
50VND刻み
100VND刻み
100VND刻み
50,000VND以上
100VND刻み
100VND刻み
100VND刻み
相対取引:呼び値は定められていません。
債券取引:呼び値は定められていません。
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値幅制限
ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) - 当日基準値±7%
- 上場初日:取引基準株価±20%
- 当日基準値±10%
- 上場初日:取引基準株価±30%
- 債券の値幅制限は定められていません。
- 当日基準値±15%
- 上場初日:取引基準株価±40%
- 債券の値幅制限は定められていません。
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当日基準値
ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) 当日基準値は前日引けの株価(前日終値)となっています。
前日終値を確定できなかった場合、その日の最後の約定株価を適用します。
配当や無償増資、有償増資などの権利落ち日に当たる場合、当日基準値は配当額や増資額等に基づき前日終値から下方修正されます。
当日基準値は前日引けの株価(前日終値)となっています。
前日終値を確定できなかった場合、その日の最後の約定株価を適用します。
配当や無償増資、有償増資などの権利落ち日に当たる場合、当日基準値は配当額や増資額等に基づき前日終値から下方修正されます。
当日基準値はザラ場方式による前日の単元株取引の加重平均株価となっています。
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同日中の反対売買
投資家はザラ場に同一口座で同一銘柄の買い注文と売り注文を同時に発注することができますが、資金と株式を予め確保する必要があります。
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注文の修正・取り消し
ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) - 注文の修正:株価・株数を修正することはできません。但し、注文の取り消しを行い、新たに注文を行うことは可能です。
注文の修正:ザラ場方式の取引時間中に注文がまだ約定しない、または、注文の一部がまだ約定していない場合、株価・株数の修正を行うことが可能です。
- 注文の修正:ザラ場方式の取引時間中に注文がまだ約定しない、または、注文の一部がまだ約定していない場合、株価・株数の修正を行うことが可能です。
- 株数の追加、及び/または、株価の修正:注文の優先順位は修正時点が適用されます。
- 株数の一部取り消し:注文の優先順位は変わりません。
- 注文の修正:ザラ場方式の取引時間中に注文がまだ約定されない、または、注文の一部がまだ約定されない場合、購買株価・購買株式数の修正を行うことが可能です。
- 株数の追加、及び/または、株価の修正:注文の優先順位は修正時点が適用されます。
- 株数の一部取り消し:注文の優先順位は変わりません。
- 注文の取り消し:
- ザラ場方式の取引時間中に注文がまだ約定していない、または、注文の一部がまだ約定していない場合、取消しを行うことが可能です。
- 寄り付き及び後引けの板寄方式の取引時間中には、ザラ場方式の取引時間に行った注文も含め、注文の取り消しは出来ません。
- 注文の取り消し:
- ザラ場方式の取引時間中に注文がまだ約定していない、または、注文の一部がまだ約定していない場合、取消しを行うことが可能です。
- 寄り付き及び後引けの板寄方式の取引時間中に、ザラ場方式の取引時間に行った注文も含め、注文の取り消しは出来ません。
- 注文の取り消し:注文がまだ約定していない、または、注文の一部がまだ約定してない場合、取消しを行うことが可能です。
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受渡日
ホーチミン証券取引所(HSX) ハノイ証券取引所(HNX) 未上場公開株取引市場(UPCOM) T+2 (16時)
株式:T+2 (16時)
債券:T+2
10万債券以上の取引はT+1、またはT+2の何れかを選択することが可能です。株式:T+2 (16時)
債券:T+2
10万債券以上の取引はT+1、またはT+2の何れかを選択することが可能です。 -
税金
- 証券売却に対する個人所得税:売買代金の0.1%。
- 受取配当に対する個人所得税:現金配当の5.0%。
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海外投資家保有率の上限
- 公開会社の大半は海外投資家保有率の上限が49.0%となっています。海外投資家保有率は2003年に20.0%から30.0%に、2006年に更に49.0%に引き上げられており、また、一部会社では海外投資家保有率の上限が撤廃されました。
- 銀行の海外投資家保有率の上限は30.0%となっています。個人投資家、機関投資家、戦略的パートナーは発行済株式数の5.0%、15.0%、20.0%までそれぞれ保有することが出来ます。
- 株式会社化計画案実施中の国営企業の海外投資家保有率の上限はケースバイケースで決定されます。
- 企業各社は海外戦略的パートナー向けの新株発行を準備するため、海外投資家保有率の上限を予め引き下げることが出来ます。それゆえ、海外投資家保有率の上限がわずか10.0%になっている企業などもあります。
- 海外投資家が株式を購入すると、海外投資家が購入可能な株式数は約定時点に相応分が減少します。
- 海外投資家が株式を売却すると、海外投資家が購入可能な株式数は受渡日(T+2)に相応分が増加します。
- 海外投資家保有率が上限に達すると、海外投資家のまだ約定されていない注文、または、一部がまだ約定されていない注文の未約定分は自動的に取り消されます。
- 海外投資家間で相対取引を行った場合、海外投資家が購入可能な株式数は変わりません。